お店の発信
メニュー名と料金だけの説明を、AIと一緒に書き直す方法
メニュー表に名前と料金は載せている。でも「どんな時間を過ごせるのか」「どんなお店なのか」までは、うまく書けていない。そんなことはありませんか?
接客では自然に話せることも、文章にしようとすると手が止まることがあります。そんなときは、お店の情報を短いメモにして、AIに下書きを手伝ってもらう方法があります。
今回は架空のリラクゼーションサロンを例に、メニュー紹介文を整える流れをご紹介します。掲載する店舗情報や文章はサンプルです。
まずは、伝えたい情報をそろえる
今回のメニューは、次の一行です。
アロマトリートメント 60分 6,600円(税込)
名前と時間、料金は分かります。ここに、お店での過ごし方が伝わる情報を添えてみましょう。
用意するメモは、きれいな文章でなくて大丈夫です。今回のお店の設定は、次のとおりです。
- 完全予約制の小さなサロン
- 個室で、一組ずつ対応
- アロマトリートメントは60分、6,600円(税込)
- 用意した3種類から香りを選べる
- 静かな空間で、自分のための時間を過ごしてほしい
実際のお店で使うときは、予約条件や料金なども、今の案内と合っているか確かめておきます。
AIには、文章の使い道も伝える
AIにお願いするときは、情報と一緒に「誰に読んでもらう文章か」を伝えます。
例えば、こんな入力文が使えます。
次のお店の情報をもとに、ホームページに載せるメニュー紹介文を150字程度で作ってください。初めてのお客さま向けに、やさしく落ち着いた言葉で書いてください。情報にないサービスや効果は足さないでください。不明な点は質問してください。
[ここにお店の情報を貼ります]
文字数は目安です。短いメニュー表なら短めに、詳しい紹介ページなら少し長めに調整できます。
紹介文にすると、こんな形になります
今回の設定から作成した文章例です。
アロマトリートメント|60分・6,600円(税込)
静かな個室で、自分のためのひとときを。用意した3種類からお好きな香りを選び、60分のアロマトリートメントをお受けいただけます。完全予約制で、一組ずつお迎えしています。
メニュー名と料金に加えて、香りを選べることや、個室で過ごせることが伝わる文章になりました。
ここで大切なのは、お店に実際にある特徴を使って説明することです。初めてのお客さまが知りたいことを、少しずつ補っていきます。
掲載する前に、人が確かめること
AIから文章が出てきたら、次の点を確認します。
- 料金、時間、予約条件は正しいか
- 実際には提供していないサービスが入っていないか
- 効果を言い切るなど、大げさな表現がないか
- 自分がお客さまに話す言葉として自然か
例えば「自分のためのひととき」が少しかしこまって感じるなら、「忙しい毎日の合間に、ゆっくり過ごしませんか」と書き換えることもできます。
お店の雰囲気をいちばん知っている店主さんの言葉を足すことで、紹介文を整えていきます。
まずは、一つのメニューから
最初に用意するのは、メニュー名、料金・時間、具体的な内容、どんな過ごし方を求める人に向いているか、お店ならではの特徴。この5つです。
一つのメニューで試して、使いやすい頼み方が見つかったら、ほかのメニューにも広げられます。
今回ご紹介したのは、文章の作成例です。予約が増えるかどうかは、写真や予約のしやすさなども含めて、公開後に確かめていく必要があります。まずは「お客さまに伝えたかったことが、文章になっているか」を見てみてください。